誰がゲームの情報は推測
信おん紙芝居・壱拾壱 灰になるまで廃し続ける
今回は、色々な遊び編です。コーエーが用意してくれた仕様とはまた別の遊びです。
プレイヤー企画は面白い!
では、始まり始まり。
プレイヤーによるイベント企画は、
昔からあり頻度は高かったと思う。
今でもオークションや市などを開くものはいるが
とても珍しく貴重な存在なのではないだろうか。
将星のころの徳川では毎週決まった曜日にオークションが開催されていた。
私はそれをとても楽しみにしていた。
というのもドロップが大好きな私にとっては、
なかなか手に入りにくいものを入手する良い機会だった。
今では、ドロップに貫をかけることもほとんどないが
この時の私は稼ぐ貫のほとんどをドロップに注いでいた。
常に金欠状態だったのだ。
それでも欲しいものがあると
弟から貫を借りた。
これの一体どこが姉なのか。
一つだけ言っておこう。
リアルで弟に金を借りたことはない。
うん、これだけは言っておく。
他人から貫を借りようなどとは微塵にも思わないが
そこは血縁者である弟なら気兼ねなく借りることが出来た。
弟がゲームしていて便利だなぁと思う瞬間である。
リアルではこういう状況だった。
当時プレイヤーが企画するもので一カ月ぐらい流行ったものがある。
"人狼ゲーム"だ。
一定のプレイヤー人数を集めて
一人が進行役となり、進行役が狼と村人をそれぞれのプレイヤーに対話で配役する。
参加プレイヤーはだれが狼で、だれが村人が分からないまま
決められた時間にチャットをし誰が狼かを当てていくゲームだ。
狼は2匹用意され、狼同士だけお互いに連絡を取る事が可能だった。
どうやって村人を食い殺していくか。
時間を計り、夜のターン、朝のターンにわけ、
狼が村人を殺すターン、と村人が狼を推測していくターンで進行を進め
ニンテンドーパワーどのようにMIIを提出しない村人が生き残っているうちに狼が当てられれば狼の負け、
村人が全員食い殺されたら狼の勝ちという
チャットのみのプレイヤーゲームだ。
私はこのゲームが面白くてよく屋敷に知人を集めては開催していた。
一番面白かったのはやはり自分が狼の配役をもらい
村人全員を食い殺すことが出来たときは興奮した。
相方の狼は1ターン目で運という名の元に当てられ私一人奮闘したのだ。
これも私の思い出の一つだ。
私がこういう遊びをしている間、弟は全く違うことをしていた。
これはコーエー仕様の遊びだが、
昔の天下一品は上覧によるものではなく個人プレイヤー間による奪い合いだった。
町に置いてある掲示板にその情報が記載され、
どこの国のだれが天下一品を所持しているかが分かった。
元々はNPCボスから天下一品がドロップするのだが、
それを所持しているプレイヤーは町やダンジョンの外では攻撃可能な対象となった。
コメントで中華撃退法の一つとして書いてもらったのは
そういう仕様だったからなのだ。
僧の私と違って
忍者である弟はこの天下一品仕様を存分に楽しんでいた。
まず知人登録に入れ、奪いに行くタイミングを見計らった。
ある時は、竹林で伐採中のところを襲った。
裸で重量オーバーもいいところである。
奪うのに最適だった。
そしてまたある時は、
ダンジョンから出てくるのをじっと影から待っていた。
出てきた瞬間をとらえ、天下一品を奪い取った。
そしてまたある時は、船に乗り佐渡金山へと向かった。
この時相手は5アカだったという。
金山から出てきたところを捕まえ、5アカを殺したときはさすがに興奮したようだった。
今となっては同じものを倒し遊ぶ徒党員だが、
この時の私と弟はまるで遊び方が違っていたのだ。
0 コメント:
コメントを投稿